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大人になって
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作詞 氷菓 |
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僕は幸せか?考えなかったけれど。
夢を見ているあの頃が甦る。
僕は戻れない崖に落ちたのか?
ずっと川を流れてもう帰る場所がない・・・
何度も語った夢希望。
せめて思い続けることが願いとなり。
明日が描けた自由な日々。
ずっとこのまま生きることを幸せと感じる僕。
教わった命の意味を思う。
僕に道は二つとして有り得ない。
生き返ることのできない人。
なのにこの犠牲は?拭えない。消せない。夢でもない。
瞼を閉じた君が言ったな。
「俺は夢ばかり見ている。今するべきことを捨てて。」
誰だってそうだろう。
今、僕が息をすることにも意味があって欲しいから。
ずっと肩を寄せ合って生きて来た。
この世界を乗り越える為に仲間が必要だった。
何時かは崩れると恐れていた。
そんな日はそう遠くもなかったけれど。
見えているか・・・
あの頃の景色が、夢が・・・
燃え続けた夢の炎が縮まるのを知る。
「現実逃避したかっただけかもしれない。」
「今するべきことは仕事だろう」
切り裂かれていく形。
だけど君は見ているんだろう。
また思い出しているんだろう。
戻ることを願うよ。
また見たいだろう・・・
ずっと、憧れていたものを・・・
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