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狂愛
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作詞 氷菓 |
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普通の愛という感覚。
手を繋いで、キスをして、結婚して・・・
それでもいいけど、
それが普通かどうかなんて解らない。
本当に愛している人に爪を立ててみる。
案の条、「普通はそんな事しない」
少しぐらい狂っていたっていい。
それがただの美学だとしても。
男の弱さは何?女の弱さは何?
比べ合う事は楽しいかもしれない。
だけど、僕はどちらでもいい。
釣り合う関係ならば、どちらでも。
同姓を愛した事が罪。
それは恥なのだと言う。
「好き」っていう感覚は広い。
愛してしまったたったひとりなのに。
快楽に溺れている男女。
どちらが好きでも無い。
解ってくれなくてもいい。
二人しか知らない世界でいい。
身勝手な「先入観」にとらわれて、
偏見でしか愛を見れない悲しい人間。
少し冷たい人間でも、
無口で笑う事ができない人間でも、
きっと、自分なりの愛し方なんだよ。
心中という目的の愛。
ずっと初めから解ったフリ。
二人なら怖くないという感性。
美しく描くけれどタブー。
泣き叫ぶ君が助けを求めているのを、
君が望んでいると思う感覚。
勘違いにも、それは勘違い。
同意を潜り抜けた、嘘の契約。
普通の恋愛がしたい?
それならある一線までは自然でいい。
時に狂う事も大事だよ。
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