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| 作詞 BINOCULARS |
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赤く濁った屋根の猫
青く飛べないハネの鳥
同じウタをうたっているのに
違うウタに聞こえてしまう
白く 曇る窓は空
白く 積もる影は雪
同じイロと思っていたのに
違うイロに見えてしまう
何も欲しくはなかった
この部屋はモノ一つなくて
必要なものなどなかった
ぼくの中にあったから
緑のカーテン 開く朝
黄色のつぼみが開いた日
同じような毎日に
新しい何かを見つけた
何も欲しくはなかった
部屋はモノで溢れてた
必要なものなどなかった
だって何も欠けてない
赤く染まったぼくの心臓
赤く染まったきみの心臓
違うウタをうたっているのに
同じウタに聞こえるんだ
同じウタをうたってるんだ
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