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ナイフとフォーク
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作詞 BINOCULARS |
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溶け出すフィルムの隅 脂ぎった黒いカケラ
茶色くなった僕の頭 洗っても落としきれないよ
これがもしも僕であるなら 先の尖ったナイフ返すよ
言葉なんて曖昧なものを僕は考えすぎた
灰皿の中の燃えカスのように風に飛ばされたい
あなたの声が痛む 内臓が揺れて血液が踊る
雨の音で錆びた一人 忘れものに今気づいた
それがもしも君であるなら 誰か僕を糸で縫い合わせて
網目状のフェンスの向こうに欲しいものがある
小さなフォーク 一つ渡されて僕にどうしろと・・・
溶け出すフィルムの隅 脂ぎった黒いカケラ
何もかもが終わったんだ それはまるで賽ステーキのよう
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