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冬とギターとのびた髭
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作詞 BINOCULARS |
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怏々として日々流れていくのを見ていると
水溜りの水さえも深い海に見える
そこに映る顔に怠惰を感じる
のびた髭を剃ることもなく、
ただ繰り返される短針と長針の
いたちごっこにうんざりするだけの日々
目の前にある六本の弦に
指が触れるときだけが世界を美しく輝かせる
鼓膜を刺激する機械仕掛けの耳あても
同様にして君を美しく輝かせる
この二つがなかったら今の僕はないだろう
やっぱり音楽は素晴らしい
水溜りに波紋を作る落ち葉が今日のは少し色褪せていた
もうすぐ冬が来る、耳あても変え頃だ
でも、ヘッドフォンでも寒くないかも…
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