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とまんない まち。
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作詞 polca cat. |
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とまんない夜があって
まちじゅうの明かりが敵になった
信じてた2人の絆は 嘘っぱちだったの?
たんぽぽが絨毯をつくってる
近所の河辺
寝そべる 僕は だんだん緑に染まり
きみは横っちょにいて
鳥なんかを見ている
あたりまえだったね
沈黙してても
話しかければ
途端にこっちを向いて
僕の小さな目を見つめる
そういう小さな仕草に
恋のアンテナがむいたのかな?
長い間 友達だったけど
いつの間にか 手を繋いでた
不思議なんだよ
僕は根っからの人見知りなのに
君と居ると
とっても心地よくて
安心して
穏やかに笑える
そして
とまんない 声があって
それは君からの愛情で
まちじゅうが 暖かくみつめていた
信じてるのは 君の全部だから
いつまでも笑いあえると思ってたよ
すぐそこまで
真夏がやってきた頃
何度目かのデートのあと
そう暑い中に神社へ行った日
君はどこか うわの空だったね
気づかない振りしていたけど
心んなかはもやもやしてた
月が空に登って
君を家まで送った
最後まで
うわのそらだったなと
ひとり 帰り道歩いてたいたら
君の着信音
嫌な予感がよぎった
もしもしと言ったら
君は黙ったままで
時間がすぎてって
・・・沈黙が辛くなって
どうしたの?と聞いてみたら
『さよなら』とひとことだけ
ぷつりと電話がきれた
いきなり
からまったあたまんなか
ほどこうともがいたって
そのはしっこは
君がもっているはずたから…どうすればいいのかな
そして
とまんない 涙があって
こんなのは 初めてだったよ
今日は
笑えない 夜だから
叫べない 言葉が胸にあふれ
まぶたの裏がじりじり痛い
それ以上に孤独が僕を突き刺しだす
とまんない 想いがあって
まちじゅうが 僕に冷たくなった
二度と君は隣にこないのかな
小さな目を見つめることもないのかな
ねぇ もし
泣きやみかたを 知らなかったら
からからに枯れた声で叫べば
君は戻ってくるのかな?
そんな答えがよぎる
とまんない 夜があって
腫れたまぶたがおもくって
いつの間にか眠りについてた
朝日が差し込むまで
ひとりきりの朝になるまで
遠くで
あの着信音がなるまで
からから声で『もしもし?』
『あの・・・いまから会えますか』
また 涙こぼれた
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