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かたち
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作詞 polca cat. |
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まだ あなたの肩のかたちが
体に残っていて
抱きしめられそうに 感じるのに
この腕が抱くのは 冷たい空気だけ
涙の波に顔が歪み
それでもこぼれ落ちないものが
心の中で爪を立てた
いつか その痛みが わたしを
苦しめるときが来るのね と
泣けないまぶたが重たく語っていた
この悲しみ
あなたも感じていればいいのに。
ことばは雨音に掻き消されていった
確かめあった想いは
ひどく重たくて 捨ててしまいたいのに
あの頃の気持ちが 手を離してくれない
きっとね
思っている以上に 傷は深くて
あなたが残していった 肩のかたちのように
体に強く刻み込まれたの。
深く深く深く 忘れられないように。
冷たい雨音が鳴り響いている
濡れた髪が 温度をなくしながら 乾いてく。
あぁこんなにも
もうこんなにも
あなたのかたちは わたしを濡らしていく・・・。
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