|
|
|
泣きどころ
|
作詞 polca cat. |
|
あなたが出した答えだから・・・
私はそう思って 見送りました
真冬のベンチに並んだ二人は
さっきまで 腕を組んでひとつだったのに
いまは触れることさえ許されない 別々のヒトになりました
泣き場所がほしくて
駆け出したい足をこらえながら
握手した手のひら
離したくはなかったけど
最後に見る顔が 困った顔なんて嫌だから
自分から離しました
ひとりで出た東の街に
私は彼の思い出を持っていきました
憂鬱な梅雨空に心を侵されて
青い夜に 遠くのヒトを想って伏せこんでは
いまは触れることさえ許されない その面影を抱きました
泣き場所がほしくて
ぼやいた電話の向こうの人に甘え
つかの間につかんだ愛
ありがとうと伝えたかった
自分の愚かさに もう恋なんかできないかもと
思ったときもありました
甘えたあなたに
もう一度 愛をもらったとき
心の中の彼に ちゃんとさよならが出来たの。
泣き場所がほしいとき
私はあなたのもとへ走る
そんなときは 何も言わず抱きしめて。
一番のよりどころの あなた。
そんなこと とうに分かってるかしら?
|
|
|