|
|
|
コスモス
|
作詞 polca cat. |
|
足りない言葉で 君への想いを語ってみます。
とびきり笑えることはないけれど、
穏やかな風が吹く毎日。
そばにはコンクリートの隙間のコスモス
狭い世界で生命を懸命に広げています
人々は何を求めて 今日も歩いていくのでしょう
足元のコスモスにも気づかない。
僕には速過ぎて ついていけない世の中です
君だけが 僕の歩幅に合わせてくれます
それが嬉しくて また甘えてしまうのです
昨日のデート。
古びた街角の喫茶店。
目を合わせて飲む ソーダ水の甘さは
僕の甘さには負けてしまいます
右手を君の左手に重ねて
お守りの指輪をなぞるとき
僕のときはいつも以上にのんびりで
幸せなさざなみが 寄せては返すのです。
君は遠くを見て 隣のおじさんの肩越しに
塀を歩く猫なんか見てるけど
意識はこっちにあって ときどきにっこり笑うのです。
あぁ幸せだな。幸せだなって、何度も思っては
僕もにっこり笑うのです。
ほしいものは全部君がくれました。
今度は僕が与える番です。
何がほしいですか。
安月給の薄い財布から買えるものなら何でも与えられるけど
きっとそんなものは要らないと言うんでしょう。
来月の君の誕生日に間に合うように
今日も探しに街へ行きます。
足らない言葉は 体で補えるでしょうか。
こんなに好きな君へ 愛を伝える手段は。
きっと常に心は君のほうにあって
抜け殻のような僕は
明日君に会いに行きます。
|
|
|