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斜めの世界
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作詞 polca cat. |
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風が強い日は胸がざわざわする
あなたがバカにした青春映画を
ひとりで見に来た
惹かれ合いすれ違い
また手を取り合う人達
ありきたりで退屈だけれど
瑞々しい一瞬が
私の心を潤す
きっとこの美しさを
あなたには分からないでしょう
あなたは世界を斜めに見て
片手に槍を持ってる
傷つけるのは平気なのに
傷つけられることには敏感で
プライドで守る弱い弱い心
その柔さを見て
あなたを知ったつもりでいたけど
思ったより、ずっと複雑だったね
隣に並んで 手を繋いで
斜めになったり真っ直ぐになったり
揺れるうちコンパスは壊れてしまった
この世界の
本当の美しさを見せたかった
思いやり合う温かさも
うれし泣きの気恥ずかしさも
誰かを称える喜びも
でもそれは私のわがままで
自分の見る世界が
正しいという思い込みだった
私達はハッピーエンドになれなかったけれど
あなたがもうこれ以上
傷つかないことを祈ってる
一瞬ふれた、
あの柔い温もりを覚えてるから
きっとずっと忘れずにいるから
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