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ある春の日
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作詞 polca cat. |
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穏やかな日は
駆け足で進んでいくのに
苦しい日は重たい足取り
けだるさを抱えて
のろのろとアパートの階段を降ります
青すぎる空の下
緑の葉が笑うように揺れ
日差しはキラキラと
すべてを照らします
いまは何もかもが眩しくて
日陰を歩きつづけたい
イヤホンから流れる
懐かしいメロディーが
あの日へと連れだす
ほら。そしてまたあなたは
つい昨日のように微笑むんだ
ねぇこんなに想い続けていても
いつか忘れる日が来るのかな
いつか幸せの意味を知れるのかな
手をつないで歩く親子は
今を生きていて
その幸せも苦しみも
きっと未来につながっている
このデコボコの道もきっと
思いもよらないところへと続いてる
今までだってそうだったから
ちょっとだけ信じてみようかな
イヤホンを外してポケットにしまった
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