|
|
|
ドラマ
|
作詞 polca cat. |
|
高速道路の織りなす
光と陰のあみ物
都会はやけに陰が多いね
騒がしい人々も
それぞれのベッドへ帰って
誰もいない川沿い
おんぼろ自転車で走る
歌を口ずさんだら
どこかのカレーのにおい
思い切り吸い込んだ
わたしはドラマの主人公
そう信じてた 東京の街
でも現実はあまりに悲劇で
寂しさばかり
夢ははじけ
柔い柔い心の感触しか
残らなかった
誰かの優しさの
裏側なんて知りたくない
誰かの本音の
冷たさなんて感じたくない
あたたかいって分かってるのに
痛いことばかり思い出して
何かに期待したり
何かが待ち遠しかったり
そんなわくわく
また感じれるかな
ふいにみた
アニメの描く東京が
私の思い出と同じ色をしていた
ねぇ夢やぶれて帰った街にも
それぞれのベッドがあって
カレーのにおいがあって
私には私の明日がある
悲劇ばかりなら
笑顔忘れちゃうはずでしょ
泣いてばかりじゃないよ 東京
やけに空の広い
陰の少ない街で
私のドラマを今日も生きていく
|
|
|