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夜明けのうた
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作詞 polca cat. |
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髪をきつく束ねて ドアを開ける
外の空気は澄んだ温度で
薫る金木犀が 胸に入り込む
人々は笑う 楽しく 時にいじわるに
それに傷つく人のことなど
目に入らないかのように
あなたも私も
姿はみえても 心は見えない
音楽で耳をふさぎ
心を閉ざしがちだけれど
あぁ高い高い空を見上げれば
こんな世界などちっぽけなんだと
誰かを傷つけて
誰かに許されて
誰かに傷つけられて
誰かを許して
いつか誰かを想い
誰かを愛そう
ただの傷跡 そうやって過ごしてきたけれど
意味があると気づいたんだ
傷ついたから分かる痛みがあるって
笑える未来があるって
ねぇこの差し伸べた手が一時でも
あなたを守ったなら
私も救われたんだよ
暗い暗い過去の
その痛みの中に
何かを見つければ
この足取りは少し柔らかくなるはず
いつも悲しい夜ばかりが来るわけじゃない
必ず優しい朝が来る
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