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笑う
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作詞 polca cat. |
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鍋を磨きながら考えることは
だいたい飛躍してしまう
日々、かるい不満と不安を重ねていって
重くなってしまう
息苦しいなぁこの世は
狭苦しい2DKで沈む
家々の隙間からのぞく空には
星すら見えない
ぼんやりとした月
その形が変わってくように
私も丸くなったりとがったり
誰かに関わる分
誰にも見られたくない感情を抱え
本当はひとりになりたい時もある
でもいつも救われるのは
誰かの言葉や行動なんだ
その誰かと出会えた分
人間を嫌いになりきらずにいて
良かったと思う
この世からいなくなったとき
あの世からのぞくこの世界で
大切な誰かが笑っていてくれたらと
今日も私は笑う
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