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マザー
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作詞 polca cat. |
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そこにある たしかにある
あなたがいる ここにいる
握りしめた手のひらの
乾いた肌触りを
無邪気に茶化したりして歩いた
夜のおはなし
小さなベットに並んで聞いて
夢の中でみる世界はいつも色とりどりだった
まるでこもる音のように
私の世界には膜が張っていて
自分の感じるものがすべてだと思っていた
逆らって出た東の街に
現実の冷たさをあびせられ
閉じこもった殻の中
ひらいてくれたドアは
とてもとても重かったでしょう
私の知ってるものは
この世界のたったひとかけらだと
どうして気づかなかったのだろう
あなたがその愛情で
守ってくれていたと
どうしてこんなに大人になるまで
気づけなかったのだろう
背中に隠れると
怖いものから逃げられる気がした
幼い頃の弱虫も
変わってないよ
だめなとき
あなたにかける電話は
あの背中の後ろのような
安らぎがあるから
そこにいる たしかにいる
あなたがいる ここにいる
この胸の奥に
あなたがくれた自信が
ここにある たしかにある
私を作ってくれた
その優しさが ここにある
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