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蒼に溶けていく
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作詞 polca cat. |
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毎日の選択の中で
答えのない問いを繰り返して
わたしの中のわたしは押し殺されていく
マルとバツの間 あいだの余裕はないんだよ
誰かの顔にバツをつけて
蔑むように見つめていた
こんな冷え切った心を暖めるものは
なんなんだろう。
蒼い早朝の空見上げては
指先から冷えてって
たくさんの白いため息とともに
遅れたバスをまつ 今日のひとこま。
こんなにたくさんの人が居るのに
どうして 心の奥まで冷え切ってるの
同化していく風景の中で
色を発するのはわずかな人々
そのひとつになりたくて、
個性を身にまとうけど
やっぱりどこかでこの同化した灰色が落ち着くんだ
とりとめもない考えは
白い水蒸気になって
ようやく来たバスに
灰色の体に身を任せる
蒼に溶けていく
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