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灯す
作詞 polca cat.
わずかな希望を

この手に灯して

あなたの行く先が見えるよう

そっと差し伸べました


つながってる この大地

優しさの火が 大きくなっていくよ


海が流したもの

あなたの大切なもの

ひとりひとりの胸に

大きな傷跡を残した


でも

海を嫌いにならないでください

僕らを生んだこの母なる海を

嫌いにならないでください


涙のしょっぱさと

海のしょっぱさは

違うけれど

きっと同じものからできているんだ


空へ昇って行った人

海に漂う 思い出のもの

自然とともに生きる僕らに

試練をあたえた 神達に

手を合わせて

また生きていこう


いま

泣くことは決して悪いことじゃない

いま

笑うことも決して悪いことじゃない

その表情の奥に何が隠れていようと

泣くこと、笑うことを拒んではいけないよ


この近くて遠い地から

お願いをします

あなたはあなたらしく生きてください

その与えられた命を存分に楽しんでください

そしてまた笑って下さい

沈みがちな僕らのため

沈みがちな日本のため


わずかな希望をこの手に灯して

あなたの行く先が見えるよう

お手伝い出来たら、幸いです。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 灯す
公開日 2011/06/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 地震が起きてから、ニュースを見て泣くことが多くなった。こんな詩で何が伝わるか分からないけど、いま書かなくちゃ、この気持ちを!そう思って書きました。
polca cat.さんの情報













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