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static movie
作詞 鬼之子
何気ない風景をただ一人私だけが其処にいて
ちっぽけで何も変わらない海の底を眺めていた
どれ位経ったんだろう? 聞ける人が近くにいないから
重い鎖を引き摺って 私はその場を後にする

捨て去った言葉の中には結構大切な思いがあって
それを知らずに踏み躙って 夢魔を作り怯える
生きる事に希望を持たない 別に私の言う事じゃない
深い海より遥かに浅い 人に対しての戒め

生者必滅=当たり前 死なない事の方が悍ましい
単純だから 必死にその場から逃げている

人生の終わりは結構 単純でつまらない幕切れ
だからこそ 今を精一杯 演じてるんだ

攪乱の客席 私を見る もう一人の私が
手を合わせて 喚声の追い討ち 別に評価されたくない
騒音の様な夢 だけど本当は余りにも静かな人生
尻切れ蜻蛉は方便(たつき)を蝕んで終わりを伝える

下ろされた幕の中で静かに罵りを奏でる
小さな嫌がらせ 嫌いなら堂々と来なさいよ
ぽつぽつと雨音に非様付く天女が嘲笑い
つまらない事で囀り出す 雛鳥は大きくなれない

上ばかり見る少年と下ばかり見る少女が
擦れ違い 回り逢い 嘘と思った 静寂

愚劣羇絆は当たり前 小さな事で依怙地
単純な舞台の上で 悠然と舞い散る

攪乱の客席 私を見る もう一人の私が
手を合わせて 絶賛の追い討ち 別に評価されたくない
騒音の様な夢 だけど本当は出鱈目で捨て去った台本(シナリオ)
孤影悄然の晴れ舞台 逃げ出したい 慟哭

伊達にこの映画の主役を演じ切っているわけじゃない
単純だから 思いっ切り 演じてるんだ

今の私を昔の自分が見たらどう言うのかな?
多分『違うよ』と優しくも冷たく 背中を押してくれるのかな?

攪乱の客席 私を見る もう一人の私が
手を合わせて 喚声の追い討ち 別に評価されたくない
騒音の様な夢 だけど本当は余りにも静かな人生
だから精一杯 精一杯 この主役を演じている

どうせこの映画は小さな棺桶の中で流れるだけ
だからこそこの暗闇で 朽ち果てるまで演じたい

どうせ人生なんて玉響の様にしか出来ていないから
だからこそこの静かで騒音の様な人生を演じているんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル static movie
公開日 2007/05/18
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
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