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HALF MOON
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作詞 鬼之子 |
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涙色で染まった大きな雲が『罪』という雨を降らした
濡れた花の蜜を蜂と共に捨てられた快楽を拾う
桜色に染まる風景は黄昏時の春の訪れ
いつかまた会おうねと約束した場所
ほらもうそこには一人...私だけ...
夕闇に染まる虹の掛橋
ねぇ 何で泣いていたの? 神様
理由なんてない ただ泣きたいだけ
手を繋ぐ恋人は何の躊躇いもなく
嫉妬深い太陽(しょうじょ)の目の前で
傷付けられた小鳥が囀りと共に涙を流した
生まれたてのヒナを守るようにその身を広げた
想いの月が奏でている 慟哭の旋律(メロディー)
耳鳴りの喘ぎ声 快楽の絶頂
ほら もう逃げられない 蒼白の風
見えるわけない消えた世界 約束した人
星になった 平和を願う想像 誰もしていなかった
暁に染まる 氷山の妖精(クリオネ)
ねぇ 一緒にいたいよ 叶わぬ恋心
未練なんてない ずっとそばにいたい
手を離したあの二人は何処へ行くの?
消えた想いと共に沈んだ音信不通の風
この暖かくも残酷な海と一緒に
引き込まれた運命に背を向けてでも
この鎖を解きたいんでしょ?
夕闇に染まる 戒めの星達
ねぇ 何で悲しむの? 御月様
理由なんてない ただ泣きたいだけ
手を繋ぐ恋人は何の躊躇いもなく
暗闇に染まる 純粋の水溜り
ねぇ 一緒に出たいよ ここから
我儘でもいい ずっと一緒にいたい
そんな事を小声で漏らす
深く深く見えない海へと沈んだ 泪の唄
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