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濁り
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作詞 坂下ゆめ |
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染み付いた汚れにも似たソレを
そっと指でなぞって 目を伏せた君
熱を持った空気が 僕を締め付けるんだ
欲しいものは沢山あるのに
求められてるものは 分からないままで
判然としないけど きっと何か足りなくて
ガラスを隔てた向こうで
君を見ている気がするよ あぁ
近づけば 近づくほど
僕は君を白く濁す 濁す 濁す
そしてまたきっと笑う 流す 笑う
言葉になる前の声を上げて
お互いを何度も 確かめたって
埋まりはしない距離に 孤独だって感じるけど
こだわるのは今日より昨日
得たものより捨てたもの だから
壊しても 傷つくだけの
隔たりだってあるだろう だけど だけど
僕は君を抱きしめて いたい ただ
埃をかぶった感情が
甘ったるく君を求め 疼く
近づけば 近づくほど
僕は君を白く濁す 濁す 濁す
きっと愛しさは増えて 消えて 増えて
僕と君は白く濁る 濁す 濁る
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