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秋色に染めて
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作詞 坂下ゆめ |
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耳鳴りがするような孤独と
沈黙の中で聞こえてきたのは
君の吐息 笑い声
1人分の白い空気が震えた
無邪気な愛を歌い手を繋ぎ
通った街路樹は夏を忘れていく
寒いねって マフラーを
巻く横顔も僕の中で鮮やかに
色づく 色づいていく あぁ
何もかもが幸せに見えて
赤く浮かび上がった頬に
そっとキスをして
夢の匂いと抱きしめた
染まっていった感情の色を
僕はまだ眺めてるだけ
見慣れた赤レンガに散らばる
木漏れ日の星屑と君のはな歌を
聞いて歩いた 2人の季節
さよならの色を知らないあの頃
色づく 君の存在が あぁ
後悔と日常が混ざり合う
弱々しく指を絡ませて
しがみついた想い
僕らはその端をちぎって
さよならと一緒に胸にしまった
色あせるのを恐れるように
赤く浮かび上がった頬に
そっとキスをして
夢の匂いと抱きしめた
染まっていった感情の色が
また少し変わるのを感じて
僕はまだそれを眺めてる
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