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moratorium
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作詞 坂下ゆめ |
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一日の境界線がオレンジに
歪みながら 引かれていく
煮えきらずガラクタにもなれない
憧れを今日の淵へ 狙って投げた
決められたノルマのように残された
未来をただ 塗りつぶす僕
平凡こそが最高の幸せ
それも何となく分かる 分かってるけど
何か違う 何が違う?
靴のサイズが違うんだ
このまま履き慣らしていくのかな
上手になんか歩けない
上手になんか笑えない
なるべく利口に生きていたいよ
失くした物を数え上げながら
「今度こそ」って何度も呟いては
うつろな目の 人に道を譲る
街灯が照らすアスファルトに
立ってるのを見てそれが 僕だと分かった
何を払って 何を残して
僕はここまで来たんだろう
消えたはずの憧れは影となり
上手にもっと笑いたい
僕だけのもの手にしたい
破れたスーツのポケットには
くたびれたレシートがあるだけ
上手になんか歩けない
上手になんか歌えない
誰かを支えて生きていたいよ
持ってるものを分け合いながら
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