|
|
|
お気に入りの場所
|
作詞 天川 悠希 |
|
秋の昼下がり
行く所もなく辿り着いたのは
人気のない 古い図書館
一番奥の窓際の席
誰も来ない 私だけの空間
柔らかい陽射しが そっと射し込み
赤や緑の木々が 風に揺れる
葉っぱの透き間から ときどき見える
澄んだ 空の蒼さが引き立つ
足早に過ぎる時間から離れて
いろいろな人間関係とか
心を締め付ける 嫌なこと全てを
少しの間 忘れられる
静かなのに 寂しくなくて
一人なのに 温かくて
痛む傷を 癒してくれて
安心するような 切なくなるような
何だか 不思議な気持ちになる
そこは 私が「私」らしく過ごせる
大切な 場所
|
|
|