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キミに届けばいいんだけど
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| 作詞 さちょこ |
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ブルルル・・・
鳴り響く携帯のバイブ。
それに飛びつく僕。
現在、時刻は午前9時28分。
本日10度目のこの行動。
待っているのはキミからのお返事メール。
届くのはどーでもいいメルマガにバカ友からのバカメール。
ねぇキミ、まだお休み中ですか？
僕のメールは見られてないの？
悩んで悩んで送ったメール。
“今日の昼飯、一緒に食べない？”
送ったのは真夜中。
送る時間も悩むべきだったかな・・・。
それともやっぱり“話があるんだ”とか・・・
無理無理、あれで精一杯。
ブルルル・・・
もう無理かな。
諦めかけたところに、またまた震え出す携帯クン。
恐る恐るみた液晶、
映るキミの名前。
キターーーーー！！！
“いいよ”
たった一言、キミらしい返事。
よっしゃーーーーー！！！
今日こそは言うんだ。
“キミが好き”
単純だけど難解で、今まで言えなかった僕の気持ち。
キミの瞳(め)をみて、伝わるように、叶うように。
それでキミが、“私も”って笑ってくれたら、嬉しいんだけど。
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