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”応”の鈴×”罪”
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作詞 ●殻虚● |
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鳴らすと 綺麗な音を鳴らした
鳴らすと 少し心が落ち着いた・・・
でも 鳴らす度に 鳴らす度に
鈴は 磨り減ってしまっていた
靴底に こびり付いた ガムみたいに
私の鈴に 落ちた闇
反吐が 出そうなほど 輝きはくすんでる
分かってる 分かっているから 否定した
あなたの 音色が 羨ましかった
今思えば 確かに 「生」は「死」で
答えを 「誰か」に託すのが 間違っていたんだね
生きる先に やはり あるのだろうか?
私の求めるものも あなたの求めるものも
今はまだ 遠過ぎて 見えないけれど
ただ1つ 傷つけてしまった 鈴が痛い
あなたが磨き上げた 鈴が今さら痛い
それでも 「思いやり」を 忘れぬ あなたは
私を 包んでくれる そして 示してくれる
痛む心は きっと あなたの音色が
好きだったからだろう
私が 触れれば 壊してしまうから
遠くから鳴る 鈴の音を聞くとしよう
鳴らないかもしれないが 鳴ると信じて
待つとしよう
自分勝手な 天邪鬼 自分の鈴を掲げ
自らの過ちを 遅まきに悟り
それすら自分勝手だと 分かっているけれど
「私の所為なら まだ可能性は あるなんて思っています」
天邪鬼 最後に 伝えるは
ありがとう ありがとう そして すみません
天邪鬼は岩陰に戻ります
あなたに出会えた事 感謝しながら
鈴の音からの メロディ口ずさみながら
考えた事を 糧にして
また鳴るのを 聞き耳を立てて・・・
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