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委ねる「死」 ハ 包まった「布団」
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作詞 ●殻虚● |
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夜がきた 恐怖がきた
孤独がきた 闇がきた
不安がきた 時計の音が溶ける
毎日 体験している 小さな死
誰もが恐怖する 死
このまま 砂になっても
魂は 記憶をなぞっているね きっと
22:59 今日も僕は死ぬ
魂は 肉体から解放されて
夢という 四次元の空間を闊歩する
縦 横 斜め そして 脳で
想定された未来や過去 パラレルワールド
そう 時間軸をも共有し
体感する 世界 触れる異次元の もの
錯覚する 世界 触れる異次元の きみ
現実で 触れているはずの毛布は
どこにも存在 しない しない
例えば君が隣に居ても 君は消える
この空間には 魂の自由が敷き詰められている
夢の箱さ 想像するのさ
そして 創造するのさ
自我の解放は 夢の中に
永遠の解放は 死の中に
そして死は 眠りの連鎖
眠りは 一時的な死であって
包まった毛布は 死に装束
おやすみなさい 良い夢を
おやすみなさい 自分の中へ
おかえりなさい 偽りの自我
おかえりなさい あなたの世界へ
包まった毛布は あなた自身への 鍵
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