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生の数珠
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作詞 ●殻虚● |
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繋げて繰り返す 人は是を繰り返せと言う
黒い数珠も 白くなるなんて
知りもしない 博愛主義者
何処で知ったのか 強迫観念
「何故」に蓋をしたまま 「イキロ」と云う
その蓋をあけると 空白の箱
知識を身に付けても 知識を身に付けることの意味は
分からない 分かろうとしない いや・・・
知っているのだろう 自らの矛盾を
愛すべき者の為 愛すべき者を諭す為
自らを欺瞞し 真実とする 「知りうる無知」よ
いつまでも繰り返す 誰もが当然のことと言う
痛む傷も 直治るなんて
在り来たりな 他人事を謳う
何を知ってるのか 絶対的苦痛
「痛み」に蓋をしたまま 「イキロ」と云う
その蓋をあけると 苦痛のち崩壊
道徳を口にしても 口にしている道徳の意味は
分からない 分かろうともしない いや・・・
知っているのだろう 自らの真実を
愛す者の生きる為 愛すものが生きられる為
全てを隠蔽し 上辺を謳う 「知りうる嘘」よ
だからこそ こんなにも「空白の道徳」は
蔓延すると言うのに・・・ ah
lie la lie la la lie・・・「Lie」
悲しみの数珠を 紡ぐものは
喜びの数珠を 幸せの数珠を 紡ぐものが
最後の最期になるまで・・・
知っているのだろう 幾つもの真実を
愛すべき者の為 愛すべき者に示す為
幾つもの嘘を 真実とする 「知りうる無知」よ
貴方は 知りながら「空白の真実」を ばら撒きつづける
その先は 「空白の死」である事を ――――。
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