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嘘の匂いと枯れる花
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作詞 ●殻虚● |
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今日も番いと 何も残らぬ 詩遊び
好きと云う言葉の裏で 「下心」 織り交ぜながら
本当は隙を 待ちわびている
この車の中 煙が揺蕩う
煙草の匂いと 嘘の匂いが 鼻につく
それでも 心の何かを 埋め合うように
体現する 体感する
交じり合う 混ざり合う
心の孤独が 軋んで 泣いた・・・
助からないような 絶望は きっと
底なしのような 不安は きっと
こんなことでは 埋まらなくって
それでも 此処から 逃げ出したくて
晴れた10時の空の下 まだ眠る貴方
バルコニーで しゃがみこんだ私は
枯れた花に 水をあげていた
茶色の花びらから 零れ落ちる雫は
まるで まるで 花の涙のようだった
この子は いつ 枯れたのかしら?
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