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評論家
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作詞 ●殻虚● |
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遠い世界の人が 戦争に 巻き込まれて死んだ
・・・not。
ブラウン管の向こうで 死んでいく人たちの ストーリーを知った。
アニメに心を 打たれたのと 一緒さ
「フランダースの犬」で 泣いたのと 同じ
次の日には ぼやける 月が変われば 忘れる
覚えているのは 感覚を現す言葉と 事象の内容
まるで それは 映画を見た 感想
そう考えると 「奇麗事」ってわけではないが、
あまりに 浅はかじゃないだろうか? 評論家よ
集合体の世界は 広い 固体での世界は 狭い
グラウンドの 砂粒の一つなのさ
遠くの砂粒の情報は 行き交うようになったけれど
行き交う間には 紆余曲折があって
商品となって 手元の届くころ
事実の正義や 真実の罪は 削がれてしまったり
悲しみの涙や 血まみれのナイフは
隠されてしまっているかもしれない
混合してはいけない 「現実」と「真実」
どちらかがあやふやならば
その ナイフは 「言葉」のナイフは
容易く 人にむけてはいけない
優しそうな 言葉の毒は いとも簡単に 蔓延し
正常な判断を 崩すから
どうか 思慮深く 御勇断を
どうか 思いやりを・・・
そう 僕は祈ってるから
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