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目蓋の見せる最期は「 」
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作詞 ●殻虚● |
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何を見るのかな 最期の最期
完全に 目蓋を閉じるまで
病院の天井か 空か 土か
コンクリートか 君か
今まで生きてきた 集大成がそこにありそうで
楽しみで仕方ない
死は怖くない 生まれてきてから
ずっと ついてたものだし
怖いのは 死の周りにこびりついてる
痛み や 自我の崩壊
だから できたら そんな不純物の無い
状態で 死を 見ながら 消えていきたい
何が見えるかな 最期の最期
完全に 目蓋閉じたあと
川辺と花畑か 記憶か 闇か
魂の剥離か 君か
今まで生きてきた 僕と言う存在に会えそうで
楽しみで仕方ない
死は嫌いじゃない 生んだ母から
生と 授かったものだし
嫌いなのは 死んでしまうことによる
風化 や 存在の忘却
でもね 死んだら その後なんて無い
現在は 死で 止まってしまうのだから
だから できたら 純粋な意識の中
単純に 死を 見ながら 消えていきたい
今まで生きてきた 集大成がそこにありそうで
楽しみで仕方ない。
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