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明日、も死なない屍、
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| 作詞 ●殻虚● |
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僕らの世界は 平穏無事さ
明日はどうなるか 分からない？
大抵は君の 思い通りさ
そう 何時も通りさ
事故にあったり 戦争に巻き込まれたり
大地震が起こったりなんか しない
そう 僕らは 明日、死んだりしない。
「生」、それは「死」の対極にあるもの
相対するものが 存在しないなら
それすらも 存在しないもの
まるで コイン。
でも、僕らの明日には
死が存在していない
そう、僕らの意識には
死が存在していない
だから僕らは 死ねるんだ
明日死なないから 僕らは死ねるんだ
手首に当てた 剃刀は
大切なモノを 思い出そうとしているのかな？
死の無い 時間は 生も無い
価値の曖昧な 「生」なんてもんに
すがりつく 意味も無い
だから 簡単に言えるんだね きっと
蔓延してる 「死にたい」と「生きろ」
どんどん死が削られていく 世界で
どんどん生が蔓延していく 世界で
どんどん死が連なるのは 必然で
どんどん生が霞むのは 必然で
命の価値は あまりに・・・
僕が言えるのは そう
ただ 死なない意識＝生きる価値
これから まだまだ 混沌とするね
人は 生命を ひたすらに延長するのだから
明日、も死なない屍、は今日、も死ぬんだ。
なぜなら 僕らは 明日、死んだりしない。
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