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ジャガーのスープ
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作詞 ●殻虚● |
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スイッチを切った 手前
暗いのが怖い なんて言えなくて
子どもだと笑った 手前
孤独を知っても 泣くことはできずに
誰も何もしちゃくれないさ
誰も何も教えちゃくれない
だから 教えてやんねぇのさ って
犯人は もしかすると 俺なんじゃないか?
風に吹かれて 揺れる野花が
誰かの心の支えになってて
俺は知らずに 踏んずけちまった
あんまり グジグジ言うもんだから
違う花を 変わりに植えたら
そいつは 笑って水をやってた
大切なもんなんてそんなモンさ
大事の価値なんてそんなモンさ
だから 大切なものなんてねぇのさ って
案外 もしかすると 俺等孤独なのか?
別に意識しなかったけど 気になりだすと
無性に寂しい
でも 全てに意地を張ってる 手前
今更寂しい なんて言えなくて
子どもだと笑った 手前
孤独を知っても 泣くことはできずに
そこへ 子どもがやって来た
笑って人間が やってきた
そして 俺を優しく撫でた
俺は 迂闊にも流しちまった 涙
何なんだよ 何でなんだよ
心って邪魔だ 今の涙は 温かいから
心って邪魔だ 今の俺じゃ ありがとうが言えない
心って邪魔だ 今の俺は ありがとうって言いたい
響く銃声 暖かな手の感触
その夜の 子どもの晩御飯
だから 大切なものなんてねぇのさ って
案外 もしかすると 俺等孤独なのか?
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