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●螺旋階段●
作詞 ●殻虚●
一つ 上って下を見た 渋滞の列が
恨めしげに 僕を見た
だって しょうがないじゃないか
僕の前にも 人が居るんだよ

突き刺さる 目線 
自己弁護と 続く階段
一体 いつまで続くんだろう?

随分 登ったろう 少し歩きつかれたよ
そうだ 上を見てみようかなんて
手すりから 身を乗り出して 天井を仰ぐ

行き先は 全然見えない
それでも目を 凝らしてみた
後ろの人が 大きく 舌打ちをした

僕は 慌てて前に詰める
・・・結局何にも 見当たらなかったなぁ
小さく溜め息を 吐いた


グルグルぐるぐるグルグルぐるぐる

ちくたくチクタクちくたくチクタク


あれから どれほど 歩いたんだろう?
無精髭も 気にならなくなった
もう やめてしまおうか なんて

ほつれだす 足元 自己欺瞞と 続く階段
一体 いつまで続けるんだろう?

お気に入りの靴も 見る影も無く
ボロボロに なってしまってた
それを見て 悲しくなった

立ち止まろうとした瞬間
ふと 顔を上げると
光が 射している事に気付いた


遂に 遂に辿り着いたんだ
やった やってやったんだ

周りもこぞって 足早になる
疲れた顔から 笑みがこぼれる

光に辿り着くと そこは


崖だった 何も無い 崖
慌てて立ち止まった 
後ろの人が 溢れるように僕の背中を押した

当たり前に 落下する 僕+その他


目の前に広がった 青を見ながら
ふと 僕はふと考えた

アレ? 何だったのだろう?
大体 何で登っていたの?
気付いたら それが当たり前のようで
気付けば 登ってたんだ あの続く 螺旋階段

何を 僕は望んでいたの?
光の先に 何を?
螺旋階段に 何を?

今更 今更すぎる事に 気付く
―――苦笑。 その後


当たり前に 散らばった 僕+その他

それでも 未だ 螺旋階段は 人で溢れてる

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歌詞タイトル ●螺旋階段●
公開日 2007/03/16
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 日本の縮図?いや、日本人の世界?いや人の世界か…?
●殻虚●さんの情報













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