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僕に血を僕に翼を 〜紅き血を白き翼を〜
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作詞 勇気の欠片 |
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僕は誰も信じない・・・・誰も僕を信じない・・・・。
その繰り返しで毎日が終わっていく・・・・静かな屋上・・・風の音・・・
空に響く僕の声・・・ただ、ただ、見つめている傷・・・。
蹴られ・・殴られ・・ガタガタになったこの体を、癒してくれるのは・・・一雫の血
車に轢かれた猫・・・僕は・・グシャグシャになった猫の血を・・・指に付けては、見つめる・・・。
誰が見ていようとも・・・誰が話していようとも・・・僕は止めなかった・・・止めたくなかった・・・。
誰か僕に血を・・・紅き紅き・・・血を・・・頭から・・・全身が真紅に染まるまで・・・誰か僕にかけて下さい・・・それが僕の唯一の助けだから・・・。
僕は誰かを信じたい・・・・誰か僕を信じてください・・・。
思い始めても、誰も分かってはくれなかった・・・この傷に・・・この命に・・・誓った思い・・・ただ、ただ、思っただけだった・・・・。
感じた・・思った・・ズタズタになったこの心を、静めてくれるのは・・・沢山の羽
死にかけた鳥・・・僕は・・ボロボロになった鳥の羽を・・・一枚一枚取っては、風に乗せた・・・。
誰が知っていようとも・・・誰が避けていようとも・・・僕は続けた・・・続けたかった・・・。
誰か僕に翼を・・・白き白き・・・翼を・・・叫びが・・・こだまする空に届く様に・・・誰か僕につけて下さい・・・それが僕の大切な救いだから・・・。
最後は血も翼も諦められず・・・血の罹った赤き翼となった・・・。
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