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名もなき子守唄
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作詞 かっぱちゃん |
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小さな 小さな
あの背中は
誰もが 忘れてしまった
幼き頃の記憶
照らすものなどなかった
暗くて 暗くて
何も見えなかった
でも
温かな鼓動の音が
ゆりかごのように
子守唄のように
包み込んでくれていた
あの人も あの人も
歩めば 違う場所だから
触れてきたものに
埋もれてしまうけど
誰もが あの暗くとも
恐れのない
温かな鼓動の中から
歩みだした
だから
温もりは 心地いいんだね
あなたの鼓動
きっと
誰かの心を
温めていて
あなたは
きっと
誰かの鼓動に
温められている
温もりを 与えられずして
今のあなたは
いられなかったはずだから
歩み始めた場所は
温かくて
独りじゃなかったから
やっぱり
独りは寂しいんだね
生まれてきたよ
生まれてきたんだよ
理由なんてないけれど
愛し合う
二人の間に
生まれてきたよ
そんな
あなたは
まるで 二人の愛が
カタチになったようで
そう
思ったとき
あの鼓動の温もりは
愛なのだと知りました
あなたは
同じように
誰かを 愛し
誰かに 愛される
生まれてきたよ
生まれてきたんだよ
望みもなく
理由もなかったけど
やっぱり
独りは寂しいから
生きていよう
生きていよう
そう
思ったよ
愛を守ろう
愛を守ろう
幾つもの
愛を束ねて
愛する人に
愛を届けよう
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