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吸血鬼(ヴァンパイア)
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| 作詞 春月 |
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２月の初めに降った雨が
貴方の横顔よみがえらせます
一度もその瞳(め)に映りはしないけど
貴方はこの瞳(め)を巣喰っています
私を見て 私を見て
こんなに全身 濡れている
何の雫？ 空の涙？
そんなキレイなもんじゃないわ
こんな私を”醜い”と
嘲笑ってください．．．
臆病で弱虫なこの心では
”愛が欲しい”なんて唄えません
愛するが故と言ってしまえば
全て許されるみたく響くけど
私は貴方の笑顔を睨む
血に飢えた吸血鬼(ヴァンパイア)なのでしょう
私を見て 私を見て
こんなに全身 濡らしてる
誰のせい？ 貴方のせい？
独り激しく壊れているわ
こんな私を”穢らわしい”と
軽蔑してください
鋭利な牙隠したこの口唇では
”近付きたい”なんて唄えません
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