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またあした
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作詞 teema |
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泣かないでとは言えない まだ
肩を貸そう、少しは暖かい?
差し伸ばした手は小さいね ごめん
ただ、放って置けるほど自分は大人じゃない
隣り合った影 浸(しん)と
偽善ぶった真似をするつもりもないから
何をするでもないんだけれど
せめて 近くに居るからと
溶け消えるように混ざる空気と匂い
空は赤い 君の頬に光る涙も、草も
抱きしめるように包んだ両手に込めた
今、解らなくてもいい想い
それは
果てしなく続く地平線彼方
いつか辿り着くだろう 足跡と、共に
強がっていて癒えないなら
後ろむこう、見えてないから
耳も塞いでるよ 心配しないでいい
ただ溜め込むだけなんて苦しいだけじゃない
背中合わせた影 震(しん)と
護りぬきたいけど完全にはできないだろうから
空いた穴を埋めていくように
せめて 今、離れないからと
飲み込まれそうに暗い夜の気配にも
負けないくらい 輝いている星や月を
思い出すように微笑んだ君が好き
今、知らなくてもいい気持ち
それが
途切れなく伸びる地平線彼方
いつか廻り会うだろう? 必ず、そこで
ひら舞う春も 噎せ返る夏も
鈴鳴る秋も 真白い冬も
ずっと忘れないだろう、覚えているよ
約束以上誓い未満 指切りげんまんは
次に繋ぐための「さよなら」代わり
全てが目覚める太陽が昇り、そして
目は少し赤い けれど朝焼けに映える笑顔
握り締めたら握り返してくれた両手に伝う
今、言わなくてもいい想い
それは
途方もなく続く地平線ずっと彼方
再び会うまでのありがとうを 握り締めて
子供みたいに大人でいよう 『また未来(あした)』
君と交わした、言葉と温もり
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