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偽者
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作詞 夏坂 |
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僕らは何処かの世界の誰かで
何もかも分からずに
ただ咬み合さる歯車のように
無常にも時を刻み続ける
世界の何処かの誰かの血潮で
穢れた手を振りかざしてる
そう、僕らは何も知らずに
ただ多くの命を奪っていく
多くの血を掬い取って
道端にゴミのように捨てた
戦争を振りまく正義なんて
所詮、ニセモノなんだ。
人が死ぬところを
テレビで眺めても
何人死んだか数えても
何も感じない
僕らは所詮ニセモノなんだから
この感情も、この手についた血潮も
きっと、誰かの感傷なんだ
僕らは安全な場所で
ゆがめられた情報をエンジョイしているんだ
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