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June
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作詞 星砂 |
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あなたの消えた空は紫陽花色に染まった
あたしの好きな花は小さな命を誇る
季節は廻る
地球(ほし)の涙はあたしの代わりにとめどなく
両の手では集めきれないぐらいに滴る
明日を見透かす
あなたは笑う あの日のままに
伝わる手の 冷たささえも
ただ鮮明に 思い残す
あたしが不意に着いた見え透いた嘘の残骸
茜の空の下 あなたとの距離遠くした
後悔廻る
神様の吐息はただあたしの頬を拭う
あなたの失くした姿を見せない代わりに
優しさが痛い
夜の霧雨 朝の傘山
腫れた目の奥 写り込む景色
いつもの場所に あなたはいない
あなたは笑う あの日のままに
伝わる手の 冷たささえも
ただ鮮明に 思い残す
涙の季節 時が流れる
繋いでた手の 温もり消して
あたしは独り もう会えない
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