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作詞 ぱぴこ |
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逃げてから気づいた 部屋の明かりを消し忘れてた
慌てて戻って明かりを消した ドアのノックの音が聞こえる
「入っていいわけがないだろう」 返事もせずに気づかないふり
「外に誰がいるんだろうか」 気になるんなら確かめてみろよ
心臓の音だけが響く暗闇 僕しかいない、僕さえいない
生きてる証拠がほしいんです たった一人じゃ見つからない
外の空気をすってみたいんです 誰か無理やりドアあけてくれ
太陽を眺めていた ソイツに気づかれないようにそっと、
やがてそれすら沈んで消える 次に迎えるのは静かな、世界
暖かい手のひらを握り締めると 食い込んだつめに血がにじんだ
「今も待っていてくれるんだろうか」 わからないから、うずくまるんだろう?
心臓にまで響いた言葉 もういいかい?まだとは言わせないぞ
「誰もこの痛みはわからない」 たった一つの命がほえた
わざと少し窓をあけてんだろ 本当は見つけてほしいんだろう
そんな痛みわかるわけない 泣こうが叫ぼうが届くわけない
ただの臆病者の話なんです 怖くて太陽を見つめられない、そんな男の話なんです
おんなじ形した命なんだよ わかんなくっても、受け止めてやるからさぁ
息を吸い込んで吐き出して 一歩進めば恐怖も消えるぞ
抱える腕を広げてほえろよ 太陽は待ってちゃくれないぜ
生きてる証拠なんてもん その部屋にあるもんで十分だ
部屋の明かりをつけてみろ ほら、自分自身が見えるだろう
それでいいんだよ
心臓に響いた言葉 もういいかい?「もういいよ」
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