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人間プラン
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| 作詞 nayura |
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携帯の料金プランみたいに
人の命もいつしかプラン化しちゃうのかな
パケ放題とか通話料分けあえたりとか、くりこしとか。
生き放題やら命の分け合いやら死のくりこしやら。
さあさ、みなさん我が社のプランは素晴らしい
なんと命が分けあえるのです
今というこの時間を生きたくないアナタの命は
一瞬でも生きたいと願う彼らに託されます
さあいかがなものでしょう
アナタは先程言いましたね
『自分なんて死んじゃえばいいんだ』と
私はどこぞのお人好しさんとは違うので
『死んじゃだめだよ』だなんて言葉はそう簡単には言えません
いや、だってそうでしょう？
死んじゃ駄目だなんて見ず知らずの人に
言われたところで説得力など皆無なワケです
生かされてるって思うくらいなら
生きてみせてやるとでも思う方が
数百倍かっこいいのではないでしょうか？
人間プランなんてこの世に無いんです有り得ないんです
命はそんなもんじゃなくって、
どんな偉い発明家が作った目盛りでも計ることが出来ないんですよ
数字社会のこの世で唯一数字で表せない、不思議なやつなんです
人生が嫌になれば機種変更すればいいのです
心機一転、リスタートするのも良いものです
もうそろそろそんな時期でしょうか
我が社の新型モデルは生きてみせるという希望を持ったかっこいいアナタでしょうか
さあさみなさんどうでしょう
新しい我が社の人間プラン
なんと今度は生かされてる人間を
その『生かされてる』という責任感から解放してやるのです
それがこんな詩なのです
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