|
|
|
タイムマシン
|
作詞 桜坂都 |
|
知らなかった
あなたはそんなこと考えてたんだね
ごめんね単純すぎて
ちゃんと言ってくれなかったら
私はきっといまだに気付いてなかった
はじめてみたよ
男の人が部活以外で泣くトコなんて
「好きだけど…」なんて言わないで欲しい
そんなこと言われたら
なおさら諦めたくなくなるでしょう?
空には満天の星
「流星群がくるんだって」とあなたは何気なく言った
…知ってますか?星の光はね
地球に届くまで長い長い時間がかかるから
私達がみているこの光を放った星は
もうないかもしれないんだよ
結局
どうしようもなくてうなづいてしまった私
あぁ、そっか。もうこれで
私はあなたの彼女じゃないんだね
タイムマシンが欲しいと思った
これから先の長い長い年月なんて捨てていいから
愛しさだけでいっぱいだったあの頃へ行って
もう帰ってきたくない
一人部屋で背中を丸めていたら
携帯が震えた
アドレス変えました、って
『まわり道は、お互いにとってそう悪くない』
そんな意味の英単語が並んでいた
その瞬間にずっと我慢していた涙がついに落ちた
今更気付いても遅いのに
届かなきゃ、意味なんかないのに
後悔ばかりが浮かんで消える
私は本当の恋をしていたんだ
|
|
|