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青い鳥の止まり木
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作詞 桜坂都 |
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君には泣いて欲しかった
勿論笑顔がみたくない訳じゃないけれど
その笑顔に何度救われたか分からないけれど
泣くことなんて知らないとでも言うように
いつも楽しげに踊る君は
いつか読んだ物語にでてくる青い鳥のようで
自分以外の幸せだけを願っているようにみえた
日が沈むころ
窓の外を眺めてた君は僕と目を合わせなかった
弾んだ声で嬉しそうに綺麗だねと言うだけで
あの時初めて気付いた
窓に映る君をみて
笑顔をまとって涙を流す君をみて
強がっていたことも気付かせないような演技力も
時には考えようだと呆れた僕がいた
誤魔化しつづけて辛くなるのは自分だと
知っていてもまだごまかし続ける
そんな君は損をして生き続けるんだね
君には泣いて欲しかった
勿論笑顔がみたくない訳じゃないけれど
その笑顔に何度救われたか分からないけれど
君が安心して縋れるくらい
頼りになる存在じゃないかもしれないけど
抱きしめるくらいはするから
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