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道化の花
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作詞 ゅぅ汰 |
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嘘に塗れた世界の中でいつしか色を失った
繰り返される毎日に誰もが口を閉ざす時
ただ一輪笑う花があった
穢れを知らぬ道化の花
無音の夜に風を呼び揺れる
欠けた月に唄いながら揺れる
見上げて気付く澱んだ瞳に
微かに光る夜空の星
痛みを背負って歩き続ける何処へ行くかも知らぬまま
身に纏う孤独に頬伝う涙が枯れた頃
ただ一輪笑う花があった
答えを持たぬ道化の花
仕舞い込んだ記憶を呼び起こす
望まず招いた遠い夜を越す
見合わせ気付く疲れた顔に
微かに残るいつかの面影
冷たい身体を引き摺る少女に
語りかける一輪の花
涙の代わりにこれをあげよう
笑顔になれる魔法の種を
無音の夜に風を呼び揺れる
欠けた月に唄いながら揺れる
見上げて笑う大きな瞳に
微かな兆し明日への光
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