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作詞 殺菌消毒 |
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嗚呼 女王様
我らが罪をお許しあれ
消えない過去を償い
一生かけても貴女の傍で
慈悲深いその御心で
永遠(トワ)の裁きを
断頭台なればどれほど嬉しきことか
死を以って贖い
生という呪縛から放たれようと
最期までもがき続ける事が出来るのだから
短い生涯を泣いて悔みることが出来るのだから
魂の消滅を死に結びつけるならば
精神の消滅は如何にせん
微笑を携えて
汚らわしい口から吐露される卑屈な言葉
赤い紅は彩る
鮮明に記憶された血の赤すらも飲み込んでしまいそうな
嗚呼 女王様
我らが過去を認めたまえ
重過ぎる罪を背負い
一生かけても貴女の元で
慈悲深いその御心で
永遠(トワ)の苦痛を
消えてしまえばさぞかし喜ばしかろう
この世から消え去り
表層的に消えてしまえる
総べての苦痛から逃れることが出来るのだから
自分の弱さから目をそむけることが出来るのだから
凡ての生を魂に置き換えるなら
凡ての死は如何にせん
十字架を携えて
白銀の鎌を振りかざして今か今かと待ち構える
鈍色は煌く
彼(カ)の魂を狩ろうと閃く光に身を曝しながら
女王様 いつでもお傍に<s> </s>・・・
いつの日か女王は佇んでいた
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