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空
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作詞 殺菌消毒 |
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見上げると灰色
涙が流れて ポタポタ
歩道橋から見上げた空はただ蒼く
この歪んだ世界を照らし続ける
ビルの屋上から見守る空はただ紅く
紅く染めて血のように
公園から見つめる空は
灰色になってて
今乗っているブランコみたいに空回り
屋根の上から夜空を見た
漆黒の闇に星が見えない
街灯薄く街色光る
さて
此処は何処でしょう。
目を瞑って深呼吸してもう一度目を開けて
それから何処までも続く灰色を見て
見上げながら降りてゆく
さて此処は何処でしょう。
上に居る貴方と空の色を始めて想って
さて此処は何処でしょう。
下に薄明かり灯る黒の下と上
さて此処は何処でしょう
隣は風に吹かれて揺ら揺ら
ボクは顔に当たる冷たい冷気を感じて
吸い込まれてしまいそうな空、空、ソラ、ソら、空、そら、そラ
本当の自分を忘れてしまいそうで
怖くても涙を流せずに
綺麗で汚い空を見上げる
空っぽになればどれほど楽でしょうか?
ボク等の心のような、入れ物になれば どれほど楽でしょうか?
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