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雨、雨、雨
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作詞 ネオン |
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六月の雨は止まない
どうせ君が降らせているんだろ
窓に鼻をつけて見ていたら
ガラスが白く濁った
六月の晴れた日には
たぶん君は寝坊しているんだろ
もしくはふとした気まぐれで
太陽を見たくなったのかな
水溜りを避けて走っていても
意外と裾は濡れてしまうんだね
だから君が跳んだあの日は奇跡だった
もう二度と見ることはない最後の奇跡だった
赤い色の傘を持った
小さな女の子とすれ違う
黄色いかっぱは水をはね
その子のことを守っている
どしゃぶりの梅雨の日
小さな女の子は笑っていた
青い長靴で跳びながら
六月の雨をうたっていた
無邪気さがけなげに映る
むなしさが心を濡らしていく 雨、雨、雨
だから君がいなくなったあの日を思い出してしまう
雨が降れば降るほどに君の姿と重なる
あんな奇跡は要らないよ
もう一度逢うことが出来るなら
だから君が跳んだあの日は奇跡だった
もう二度と見ることはない奇跡だった
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