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雨の匂いが嫌いだった
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作詞 ネオン |
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雨の匂いが嫌いだった
君を待ち続けていた
寒さが直に響くんだ
雨の匂いがしたあの日
僕は彼女に出会ったんだ
彼女も誰かを待っていた
来る日も来る日も僕は君を待った
そして彼女も来る日も来る日も誰かを待った
そんな単純な出会いだった
雨の匂いがしない日も
君を待ち続けていた
いつものように待っていた
雨の匂いがしない日も
彼女はそこに立っていた
いつものように立っていた
ある日突然僕は彼女に話しかけた
そして彼女はその日はじめて僕に笑ったんだ
その笑顔が忘れられなかった
雪の匂いがする日も
君を待ち続けていた
性懲りもなく待っていた
雪の寒さにかじかんでも
彼女もそこで待っていた
性懲りもなく立っていた
でも少し前と違うのは彼女が話しかけてくれること
そんな彼女の存在が僕の中で大きくなった事
ほのかに気づいていた
春の匂いが漂う日
彼女は突然いなくなった
僕の視界から消えていった
春の匂いが漂う日
君を待っていなかった
ただ彼女に会いたかった
来る日も来る日も僕は彼女のことが気になっていた
けれど彼女がそこに来ることは永遠になかった
僕はその笑顔が何故か永遠だと思っていた
ああ…
雨の匂いが嫌いだった
君を待ち続けていた
寒さが直に響くんだ
雨の匂いがしたあの日
僕は彼女に出会ったんだ
彼女も誰かを待っていた
雨の匂いが嫌いだった
彼女の顔を思い出していた
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