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靴ずれ
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作詞 ネオン |
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靴擦れを起こしていた
新しい靴が妙に合わなくて
「もう歩けない」とまで言った
斬新なデザインに、羽のような軽さを
あの頃のボクは目を光らせて見ていた
今まで履いていた
履きなれていたあの靴は
「もう要らない」といって捨てた
もう一度履きたくとも 巻き戻せないことが
ひとつの後悔のように心に突き刺さっていた。
今の居場所が居づらいこと、それは正解じゃないかもしれない。
でも、もしかしたら、間違いじゃないかもしれない。
その靴擦れもやがてきっと履き慣れてくればなくなって
ずっとボクに合うただ唯一の存在に成ってくれるはず。
人生を語るほどたいした人生歩んじゃいないけど
それは間違っていないってそれだけは云いたい。
ボクが指差した方角にボクの未来が在るというなら
間違いはない、そこに答えがある。
間違いはない、そこに答えがある。
靴擦れを起こしていた
新しい靴が妙に合わなくて
「もう歩けない」とまで言ったボクは
今もその靴で歩いている
いつかボクの靴になるように
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