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螢
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作詞 杉山 |
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何で僕は光るんだっけ?
色々考えてたら忘れました
忘れてよかったのかな? 駄目だったのかもしれない
「忘れたんなら思い出せばいい」
「そんな簡単な事じゃないんだって」
誰か 誰か hint をください
そんな事僕にしか分からないって分かってた
「嗚呼、疲れたなあ」
「休もうかな、僕」
「諦めたんじゃないよ」
自分でも本当なのか分からないけど
「君の言っていることは嘘だろ!」
嘘? 本当だよ きっと きっと きっと
罵声なんて気にならない 僕は僕なんだ
光るだけでもいいんです
何かそれに意味があるんだ その意味はよく分からないけど僕の中の僕が言ってるんだ
『僕は忘れたんじゃない! 諦めてもない! 僕がこう言ってる間にも僕が光る、輝く意味を表しているんだ そう、何かを そう、意味を だから【僕】は思い出すよ』
「そうだ、やっぱり僕は諦めてなかったんだ」
僕は考えた たくさんの時間を使って
「思い出せそうで思い出せないんだ」「それと最近やけに疲れるんだ、何でなのかな」
「嗚呼、今日も思い出せないや、寝ようかな・・・」
夢を見ました 僕と僕がでてきました
「僕、まだ駄目みたい 思い出せない」
「いずれ分かるよ」
「分かったの?」
「いいや」
「そっか」
目が覚めたとき、僕は僕に話しかけた
「ねぇ」
返事はなかった
寂しくなって僕は自問自答してみたよ
僕は独りか・・・
いいんだよね、僕は僕なんだよね・・
ボーっとしてたら日がくれちゃった
「今日はやけに星が綺麗に光ってるなあ なんだか凄く疲れたなあ」
目がうとうとしてきた 眠い・・・
「嗚呼、いつになったら思い出すんだろう・・」
「バイバイ」
声がしたよ 僕の声
僕はなんとなく分かったよ 僕の光も消えそうだ
やっと、やっと、やっと思い出したよ
僕は僕の為に光ってたんだ この光は僕の灯火だったんだ
「僕バイバイ、また会えるよね」
僕の光は消えたけど、僕がココで生きてたという真実は消えないよね
僕が僕だったという真実も消えないよね
うん、消えないよ きっと、きっと・・・
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